2000年4月よりインターネットのビジネスに携わり、約12年の月日が経とうとしている。
2000年からの三年半は当時東芝の子会社だったフレッシュアイという検索サービスを提供する会社で広告営業、ビジネス開発に取り組み、2003年からの八年間はGoogleでAdWordsのマーケット開拓に一貫して取り組んできた。
振り返ると様々な出来事があったが、自分の20代後半から30代に渡る仕事人生の中で重要な期間を、これほどまでの成長産業の中で過ごすことができたのは大変幸福であったと言えるだろう。
それは、未来を切り開くような意識、自分がフロンティアとして仕事をしているというような感覚を持ちながら、目の前の仕事に全力で取り組むことができた充実した日々であった。
どれほどの成長を遂げた産業、企業で仕事をしてきたのか? 自分が携わってきた期間での数字を見てみると、、
日本のインターネット広告費
2000年 590億円
2011年 8,062億円
→10年間で約13.6倍(1266%成長)
*出典:電通「日本の広告費」
Google 年間売上高 (全世界の売上)
2003年 1,466百万ドル
2011年 37,905百万ドル
→8年間で約25.8倍 (2486%成長)
*出典:Google Investor Relations
インターネットビジネスそのものが大きく成長した上に、それをさらに上回るほどの規模で爆発的に拡大したGoogleという会社での経験、これは何事にもかえがたい貴重なものであった。
2011年末をもってGoogleを退職し、“検索サービスを提供する会社で働いた12年“に一区切りをつけることになったので、自らの備忘録としてこの12年、特にGoolgeで仕事をはじめた2003年からの8年間で自分が体験した印象的なできことを時系列にまとめてみようと思う。
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