2012年4月21日土曜日

六然(りくぜん)

昨日お会いした人生の大先輩。70代の今の楽しみは、アフリカ奥地で原住民とテント生活を共にするような冒険。
”何があるか分からないところの方が面白いじゃん”
のお言葉にしびれた。
お話しの最後に"六然"を教えていただく。
経験に裏打ちされた言葉の重みに敵うものはないと実感。

自処超然(じしょちょうぜん)
 自ら処すること超然
 自分自身に関しては、世俗の物事にとらわれないようにすること

処人靄然(しょじんあいぜん)
 人に処することあい然
 人に接しては、相手を楽しませ心地よくさせること

有事斬然(ゆうじざんぜん)
 有事には斬然 
 何か事があるときは、ぐずぐずしないできびきびとやること

無事澄然(ぶじちょうぜん)
 無事には澄然
 何も事がないときは、水のように澄んだ気でいること

得意憺然(とくいたんぜん)
 得意にはたん然
 得意なときほど、静かで安らかな気持ちでいること

失意泰然(しついたいぜん)
 失意には泰然 
 失意のときにも、泰然自若としていること


 

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